6月10日(水)、1学年の「総合的な探究の時間」において、一般社団法人ハッシャダイソーシャルより森本氏をお招きし、キャリア教育講演会を実施しました。
ハッシャダイソーシャルは、生まれや環境による人生の選択格差を是正し、若者の主体的な選択を応援する活動が評価され、経済産業省が主催する「キャリア教育アワード」で最優秀賞を受賞されている団体です。
当日は、「Choose your life ~それでもなお、人生は選べる~」と題し、ご講演いただきました。一見、選択肢が豊富にあるように思える進学校の生徒たちも、実は「自分が本当にしたいことがわからない」「失敗が怖い」といった特有の生きづらさや選択の難しさを抱えている現状が全国のいたるところであります。森本氏は、生徒たちが参加しやすい温かな雰囲気を作りながらも、「自ら人生を選択することが幸福度につながる」「一歩を踏み出す勇気を持とう」と、熱いメッセージを届けてくださいました。
また、講演の最後には、この「Choose your life 講演会」を応援されている株式会社ロッテ様より、生徒全員へアイス(クーリッシュ)のプレゼントをいただきました。社会の様々な大人が若者の未来を応援してくれていることを、肌で感じる温かい機会となりました。
講演後の生徒アンケートからは、「自分で決めることが幸福につながるという話が一番刺さった」「他人の目を気にせず、自分の人生を生きたい」といった主体的な意識の芽生えが見られました。また、「失敗してもやり直せると思えた」「一歩踏み出す勇気をもらえた」など、進路への過度なプレッシャーが和らぎ、前向きに捉え直すことができたという意見も多く寄せられました。
さらに、「今週中にやってみたい『最初の一歩』は何ですか?」という質問に対しては、以下のような具体的なアクションへの意欲が数多く記述されていました。
学習習慣の改善:「まずは今日のテストの解き直しをする」「毎日早起きして1時間勉強する」
主体的な情報収集:「自分が入りたい会社に行くための条件を調べる」「気になる大学や専門学校を検索してみる」
環境の創出や周囲との対話:「知らない場所へ散歩に行ってみる」「親の手伝いをする」「友達や先生、親に進路について少し話してみる」
「勉強をしよう」と言わなくとも、生徒たちは身近なところから自分を変える一歩を自ら見つけ出しています。
一方で、アンケートの中には、現状として「将来を考えることが少しつらい」と感じている生徒もいます。本校では、そうした生徒一人ひとりの気持ちにも寄り添いながら、それぞれの人生の歩み方やあり方を、これからも共に考えてまいります。