学校長挨拶 

 

校長挨拶(令和6年4月)

                                      

茨城県立土浦第二高等学校長  深谷 靖

 

 

土浦第二高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は,1903年(明治36年)に「茨城県立土浦高等女学校」として創設され,地域の皆様方に支えられながら、これまで43,000名を超える卒業生を世に輩出し,今年度、創立121年目となる県下有数の高等学校として長い歴史と伝統を築いてまいりました。30年前の平成6年からは、新たな変革として県教委より男女共学推進校に指定されて、皆様方からの熱い期待と信頼をいただいている男女共学の進学校です。校訓の「明・悠・和」にありますように,躍動感があり素直で明朗温和な生徒が多く,創立当時から受け継がれる伝統を礎としながらも,更に魅力ある進学校へと発展し続けております。

  目指す学校像に「豊かな人間性,幅広い知識と柔軟な思考に基づく判断力・行動力を有し,変化の激しい社会を心豊かにたくましく生きる人材を育成する教育活動を通して,魅力と活力ある学校」を掲げ,「自主性の育成」「授業重視」「探究活動の推進」「ICT機器の利活用」「勉学と部活動の両立」「個別面接の重視」「充実した進路指導」を基本方針として,今後の社会で活躍できる人材育成を目指して,若手・中堅と経験豊富な教職員が一丸となって,確かな学力と豊かな感性を育む教育活動を精力的に展開しております。また、学校の教育力の維持と向上のためには、安全・安心で快適な学習環境を整備する必要があります。

  令和5年5月以降、コロナ禍の制約を受けながらも約1年が経過して、生徒諸君は、授業や学校行事、部活動に取り組みながら、グローバルな社会に目を向ける機会を得られていることに感謝いたします。

 現在まで本校では、教室で入試問題や資格試験にじっくり取り組む生徒、運動部活動で仲間と競い合う生徒、芸術や伝統文化に親しむ生徒など、多様な個性をもつ生徒が、それぞれ自分の好きなことにまっすぐに打ち込む姿がみられます。生徒がお互いの個性を尊重し、多様な価値観に触れることにより、知的好奇心を高いレベルで活性化し、新たな学びと発見を創造していく伝統が本校には確実に息づいています。こうした高校生活の中で、学びを通して科学的かつ実践的に物事を捉える高い見識を育み、未知の課題解決にのみならず、新たな発見を志向しながら社会貢献へ寄与できる人財へと成長してほしいと願っています。 

 引き続き、保護者の皆様や尚絅同窓会関係各位また地域の方々のこれまでのご支援・ご協力に感謝申し上げますとともに、このウェブページをご覧の皆様にも、温かいご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。